【 2024年 】スリランカ航空 搭乗記(成田=モルディブ)&モルディブ空港視察記
2024年6月〜11月
こんにちは!
ビーチリゾート専門店フォーティ・ナインリゾーツの川﨑です。
皆さまは「スリランカ航空」という航空会社をご存知でしょうか。
スリランカ航空は、モルディブ/マーレへ向かう路線としては、どの航空会社を利用するよりも「最短」で到着が可能な航空会社です。
トランジット時間も「往路:1時間20分」/「復路:3時間05分」と待機時間も短く設定されているので、無駄がないのもスリランカ航空を選ぶ1つの理由とされる方が多いです。
ただインターネット上では「遅延が多い」「サービスが悪い」「機材がボロボロ。。。」などと評価される事や口コミで評判が悪いというお声も存在するのが正直な部分ではございますが、ぜひ本記事を参照頂き、モルディブへ渡航される皆さまの利用会社選択にお役立てれば嬉しいです。
*今回は番外編として、モルディブ空港の雰囲気や各空港の《プライオリティパス》利用事情もレポートさせて頂きました!
スリランカ航空を利用されない方も、ぜひご参照ください。

*画像引用:Srilankan airline official
《1》スリランカ航空/基本DATA
・出発空港:東京成田国際空港(千葉県成田市古込字古込1-1)第2ターミナル出発
・キャリア:FSC(フルサービスキャリア)
・加盟ライセンス:One World(ワンワールド)
・マイル:JALマイレージ積算が可能(利用航空券クラスによって積算できるか否かは異なる)
・就航曜日:週4運航(成田出発:日・火・木・土)/日中便出発(夕方便や深夜便の運航なし)
*スリランカ航空で、モルディブへ向かう際は、必ず空港近くのホテルへ宿泊する(=通称マーレ1泊)スケジュールとなります。
6日間=火曜日・木曜日・土曜日 出発/7日間=日曜日 出発/8日間=日曜日・木曜日・土曜日 出発と出発曜日によって利用可能な日が限定されます。
・トランジット地:コロンボ(バンダラナイケ国際空港)
・提供クラス:エコノミークラス または ビジネスクラス(プレミアムエコノミークラスはなし)
《2》出発前日までに推奨する手順


※左側:2024年6月 右側:2024年10月(仕様が少々変更)
・モルディブへ入国される際は、「IMUGA(入国申請書)」の登録が必要となります。
以前まではモルディブを出国される際も上記登録が必要でしたが、2024/08/15(木)より、入国のみの登録へと変更となりました。モルディブへ入国される96時間前より申請が可能ですが、モルディブ時間を考慮する必要がございますので、「渡航の2-3日前」に申請頂ければOKです。
(航空会社によって、上記申請有無のチェックが行われます。スリランカ航空は国際線チェックインの際に確認されました。)


・スリランカ航空は、ご搭乗の48時間前より「オンラインチェックイン(出発の2時間前まで利用可能)」が可能でございます。
チェックインでは座席の指定・お食事の変更(軽食やベジタリアンメニューなど)できますので、この際にご自身のご希望に合わせて変更頂くと当日のチェックインがスムーズです。諸々の対応が完了すると、最終的に2枚のチケット(東京 成田→コロンボ,コロンボ→マーレ(モルディブ))が発行され、チェックイン完了です。
(このチケットはWallet対応はありませんので、スクリーンショットを推奨いたします。また当日は「予約番号(英数字を含む6桁)」をご用意ください)
《3》出発当日

・成田国際空港第2ターミナルに到着!
早速、電光掲示板を確認すると出発時間が11:30→11:25に変更となっておりました。この日は遅延はなく、むしろ《定刻》よりも早いスケジュール。。。
スリランカ航空は稀に分刻みで出発時間が早まる傾向がありますので、当日空港到着後は、必ずこちらの掲示板をご確認ください。
(事前に成田国際空港のスケジュールを確認するウェブもございます。ご活用ください。)

・オンラインチェックインは完了しておりますが、受託荷物を預ける為に列へ並ぶ必要がございます。
通常は《ビジネスクラス》《エコノミークラス(オンラインチェックインを行っていない方)》《エコノミークラス(オンラインチェックイン完了の方)》と3種類の列の用意がありましたが、長蛇の列でどこに並んでいるのか。。。結果60-80分ほど並んでのチェックインとなったので、早めの行動がお勧めです。

・無事紙ベースの「航空券」を入手いたしました。
基本は「往路:成田」「復路:モルディブ/マーレ」で最終目的地までの航空券(往復共に2部)を発券頂けます。受託荷物に関してもスルーバゲージ(同航空会社利用/トランジット地での荷物ピックアップ→再度預ける対応は不要)となりますが、航空券を頂く際に再度ご自身で「最終目的地」で受け取る旨、お伝えください。

・スリランカ航空の搭乗口は、出国審査場所から遠いゲートとなる事が大半です。
時間に余裕をもって免税エリアでのショッピングやラウンジ利用を頂く事を推奨いたします。


・スリランカ航空(エコノミークラス)の座席は、窓側2列ー中央4列ー窓側2列のシート配列です。
スリランカ航空の《良い点(メリット)》は、窓側席さえ確保できれば、必ず「ペアシート」となるところ!
他搭乗のお客さまと気を遣わずに広く利用できる点は、他航空会社にはなくスリランカ航空を利用する「理由」となりますね。
(スリランカ航空はシートの配列が独特で、ABやHIが隣同士ではなく、AとC/HとKがお隣席になります。ご注意ください。)


・中央席や窓側席の雰囲気や広さは画像の通りです。
感覚的には狭くもないし広くもない、というのが正直ではありますが、「フットレスト(シンガポール航空はなし)」のおかげで、足を延ばせる部分は快適でした!



・もちろん座席前に一人ずつ「モニター」の用意がございます。
比較的映画も豊富(2024年6月に搭乗した際は、既にウィッシュ(ディズニー映画)やウォンカ(映画)などが配信されていたので意外と新作が豊富と感じました。
ただ映画によって、日本語吹き替えや日本語字幕がないコンテンツもありましたので、気になる方は映画やドラマをダウンロードする事をお勧めいたします。
(ちなみにモニター左下にUSB充電器が差し込めるプラグがありますが、大抵使えません。。。)

・モニター左下のUSBは、正直使用できない事が多いですが、、、
なんと、ご自身の座席下に「マルチプラグ」の利用が可能なインターナショナル仕様のプラグの用意があります。(青色に光っている場合は利用可能)
充電が必要となりましたら、ぜひ座席下をご確認ください。
(使用機材によって設備は異なります。予めご理解頂きますようお願いいたします。)

・ちなみに成田=コロンボ間の使用機材は「A330-300」


・スリランカ航空は、成田=コロンボ間は《機内WIFI》が搭載されておりますが、エコノミークラス・ビジネスクラス共に有料での利用となります。
価格はテキストのみの利用であればUSD$5-7、インターネットへの直接のアクセスはUSD$25(2024/10月時点)となります。

・今回私は、「Full flight Messaging(Buy for USD$10)」を利用しましたが、Wifi速度は「遅い」です。
かつ、全部で利用可能なデータ数が「15MB」なので、使用して1時間もしないうちに制限、、金額も考慮すると高い買い物となりますので、慎重にご検討ください。
*決済方法=「apple pay」もしくは「クレジットカード(番号入力方式)」で、購入が可能です。


・機内食は搭乗後1時間前後・到着の2時間前後で提供されます。
お食事はインターネット上で機内食MENUは見れず、運ばれてくるタイミングで選択する必要がございます。
便によって「チキン」「フィッシュ」「ヌードル」など2-3種類の選択がございます。


・他日に搭乗した際のお食事はこちら

・味が悪いという事は一切なく、個人的には美味しいと思っております。
お食事の際には「ライオンビール(スリランカの代表的なビール)」や「セイロン茶(スリランカの紅茶)」が提供されますので、ぜひこの機会に利用ください♪

・(往路のみ)1回目と2回目のお食事の間に、軽食としてカップラーメン(レギュラー・シーフード)やスナックが、ギャレーに用意されております。
もちろんドリンクを頂く事も可能なので、スタッフにお知らせください。


・9時間前後のフライトを経て、無事《コロンボ・バンダラナイケ国際空港》へ到着!(日本との時差は3時間30分、日本よりも遅れています)
トランジット時間は「往路:1時間20分」と短く感じますが、バンダラナイケ国際空港は、こじんまりとした空港なので、トランジット自体も簡単★

・到着後は電光掲示板を確認して、次便の搭乗口へと移動いたします。
空港スタッフも「モルディブ行きはこっちです」とアナウンスして頂けることが多いので、特に迷う事はないです。



・飲食店(主なファストフード店:バーガーキング・ピザハット)や免税エリア(紅茶屋さんが特に種類豊富)も小さい範囲ではありますが、用意があります。
復路の方が時間に余裕があるので、帰りにお土産を購入頂く事を推奨いたします。

★プライオリティパス利用 ラウンジ名:Lotus First Class Lounge(R6-R7付近)
・スリランカではプライオリティパスが利用可能なラウンジが2か所ございます。
特にトランジットする搭乗口から近いラウンジは「Lotus First Class Lounge(R6-R7付近)」であり、軽食とドリンクの用意がございます。
Wifiももちろん用意がありますが、私の端末(iPhone)では中々つながらず、苦戦いたしました。


・お食事はホットミール(主にチキン系が多い傾向)、サンドイッチ・フルーツ・ケーキなど、想定以上に用意がございました。
ドリンクもお水をはじめ、紙パックジュース(オレンジ・アップル)や缶ジュース(コーラ・ハイネケン・炭酸水)など種類豊富でした。


・無事に次便(UL103)に搭乗!
こちらはA320の窓側3席ー窓側3席の小さな機材となります。飛行時間は「約1時間前後」なので、窮屈を感じる前に到着いたします。

・1時間の飛行ではありますが、この時間にも「軽食」として、野菜が入ったパイ あるいは チキンが入ったパイのどちらかの選択が可能です。
成田=コロンボ間で2食頂いた後にさらに頂くので、この時点で満腹。。。。笑 味は美味しいですよ!

・ついに《モルディブ/ヴェラナ国際空港》へ到着!
受託荷物を受け取る前に「入国審査(イミグレーション)」がありますが、何も聞かれない場合や「宿泊先(リゾートホテル名)」のみ、稀に「IMUGA」の申請した証拠を見せてほしいなどといった内容です。(色々聞かれるという事は特にないので、ご安心ください)

・モルディブ入国へ
現地ガイドやリゾートホテルのスタッフがボードを掲げて待機しておりますので、各々のガイドやスタッフに従ってホテルへ移動ください。
スリランカ航空が「最短」のスケジュールとしても合計:10時間強のフライトとなりますので、疲れ&眠さMAXです。。。
《4》出国当日(モルディブ→東京)


・往路と同様、搭乗の48時間前より《オンラインチェックイン》を行いました。
この日は既に「コロンボ→成田行き(UL454便)」に遅延が発生しておりました。
スリランカ航空は遅延の多い航空会社と知られておりますが、基本2-3時間の遅延は仕方がないと認識されている事が多い傾向にございます。

・リゾートホテルでの滞在を経て、モルディブ/ヴェラナ国際空港へ戻って参りました。
スリランカ航空の出発時間は「15:35」となりますので、空港には3時間前の「10:35」には戻れるスケジュールにて、リゾートホテル側が水上飛行機やスピードボートを手配します。最終日は朝食を頂いて、息つく間があるか否か、というスケジュール感にはなりますが、他航空会社よりもゆったり且つ日本に午前中に到着できるスケジュールは「スリランカ航空」のみなので、遅延は生じる場合がありますが、時間帯は丁度いい、、!というこの兼ね合いが難しいですね。。。


・ちなみに空港では「空港WIFI」が用意されております。
頻繁に頂くご質問で「Q.モルディブへポケットWIFIは必要でしょうか」と頂く事が多いですが、基本空港ではこちらのWIFI・ホテルではリゾートWIFIの利用が可能(空港よりもリゾートホテルでの滞在が多い)なので、個人的には必要ないと思っております。
もちろんお仕事上、どうしてもインターネット環境が必要な方は「ポケットWIFI」や「SIMカード」を購入頂く方が良いですが、島国・物価高ということも相まって、金額も高く設定されているので、ご注意ください。
※こちらのWifi速度チェッカーは空港の荷物チェックの時に確認したものです。空港の場所によっては非常に「遅い」、意外と動くなどまちまちですので、ご参考程度にご参照ください。

★プライオリティパス利用 ラウンジ名:Moonimaa Lounge(モルディブ 国内線方面)
・モルディブではプライオリティパスが利用できるラウンジは2つございますが、最終的に空港へ戻るスケジュールのため、「Moonimaa Lounge(モルディブ 国内線方面)」の利用が大半になるかと思います。国内線ターミナルの2Fに用意がございますので、ご利用の際は国際線ターミナルから移動が必要です。(徒歩5-8分程度)

・若干薄暗い環境ではありますが、軽食ならびにドリンク(水はペットボトルの用意なし)がございます。
全体的に席数も多く、国内線を利用するリゾートホテルの宿泊者の方と共同で利用する事になりますので、混雑傾向にはございます。



・個人的にお食事の提供の量は多いと感じました。最長2時間までの利用が可能で、Wifiパスワードもスタッフの方から共有頂けます。




・モルディブの国際線ターミナルへ戻り、無事出国!
モルディブは島国なので「お土産といったお土産」はありません。手作りのフォトフレームや手作りのキーホルダー、海の生物のぬいぐるみが大半です。
アクセサリー類は「Oevaali Art Shop(モルディブでのみ手に入る)」が国際線の出国場所にございますので、記念に購入頂くのもGOOD!
(アクセサリー類はUSD$70〜が相場)

・免税エリアは2Fにあり、搭乗口は1Fにございます。席数も多くこじんまりとしているので、乗り遅れなどは特に生じない環境です。

・復路も同様、チキンパイ あるいは ベジタブルパイの2種類から選択可能、ドリンクは「オレンジ」「アップル」「お水」の3種類から選択できます。


・復路も往路同様、2回のお食事が提供されます。
1回目は出発後、1時間前後で提供され、2-3種類(時期によって変動あり)から選択可能です。結構量があるので、寝る前に空腹が満たされます。

・到着の2-3時間前に、温かいパンを含む「朝食」が提供されます。
スリランカ航空は何度搭乗しても朝食は変わらないので、完全なる「固定セット」です。(意外と軽めの朝食で個人的には好きなお食事です)

*画像引用:Srilankan airline official
いかがでしたでしょうか。
様々な意見がある中で、本記事をご覧頂き、皆さまのフライト選択に役立てて頂ければ大変嬉しく思います。
弊社スタッフは全スタッフがスリランカ航空に搭乗した経験がございますので、他にも気になる点やご不明点がございましたら、
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